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天津飯と天津甘栗は天津の名物ではない


  天津をご存知ですか?名前は聞いたことがあっても、どこにあるか分からない人が多いのではないでしょうか。天津は北京の近くにあります。


 そして日本では、天津という言葉は都市の名前よりも天津甘栗や天津飯の天津として知られていますよね。


 私は天津生まれ天津育ちの生粋天津人ですが、いつも自己紹介で、「天津飯で有名な天津の出身です」と言っています。


 それは分かりやすいから言っているだけで、実は天津飯も天津甘栗も天津の名物ではありません。天津飯や天津飯のようなあんかけ卵が乗ったどんぶりは存在しませんし、有名な甘栗屋さんはあるにせよ、天津の名物が甘栗というわけではないのです。


 そんな訳で、今日は本当の天津の名物を紹介してみたいと思います。以下は天津名物の1位から3位ですので、ぜひご覧ください。


第一位 : 狗不理包子

     (コウプリパオズ)

  • 狗不理は中華まんのお店の名前。

  • ここの中華まんの具は色々ありますが、肉まんが人気です。

  • 1858年創業で、中国で最も古いブランドです。




第二位 : 猫不闻饺子

     (マウプウンジオズ)

  • 水餃子。

  • 冷凍食品として売られていることが多いです。

  • 中身は下記の4種類。

    豚肉と白菜

    豚肉とニラ

    豚肉と茴香(ウイキョウ)

    豚肉とセロリ


第三位 : 十八街麻花

     (シバジェマーホア)

  • 揚げパンのようなサクサクしたお菓子。

  • 甘くはない。

  • 大きいものでは50cm程度のものもある。

 そして以下に紹介するのは天津名物のクレープのようなファストフードです。もしかしたら天津人が一番好きなのはこの料理かもしれません。名前は「煎饼果子(ジィエンビングオズ)」と言います。中国式グレープなどとも言われ、クレープのような皮の中に好きな具を入れます。よくある具は揚げパンで、日本人にとってはクレープに揚げパンを挟むなんて何か変だなと思うかも知れません。これにタレをつけて食べます。天津人はよく朝ごはんにこれを食べます。昔ながらの露天のようなところで売っていて、暖かい豆乳と煎饼果子は朝食の定番と言えます。



 いかがでしたか?天津に行ったら是非食べてみてくださいね。それではまた。今度は別な天津を紹介します。